日本在宅透析支援会議(JSHD)の会長就任の御挨拶
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日本在宅透析支援会議 会長
日本大学客員教授
医療法人恒進會
恒進會病院南大阪腎臓病センター
今田 聰雄
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新緑の候、皆様方には益々御健勝で御活躍のことと拝察致します。
去る2月17日に開催されました「日本在宅透析支援会議」の顧問・幹事・オブザ−バ−会で御推挙を受け、翌日2月18日の総会で会員諸氏の御承認を戴き、故
前川 正信 会長のあとを引き受けさせて戴くことになりました。
会長代行としてこの会議の設立から足掛け3年間、会の運営にたずさわらせて戴き、曲がりなりにも何とか全国の皆様方に応援をして戴けるようになりましたことを大慶に存じます。これも偏に会員諸兄姉の御支援があってのことと改めて感謝致します。
前川前会長共々、設立の趣旨として申し上げましたが、この会議の目的は、3年を目処に「在宅透析」の患者さんを連続携行式腹膜透析(CAPD)は2万人以上、在宅血液透析(HHD)は200人以上、つまり3年前の2倍の数値にすることでした。
そのために、不足している支援施設や在宅透析を実施できる透析スタッフを増やすこと、つまり施設への啓蒙とスタッフの教育などを掲げました。
目的達成の方法としてわれわれ医療者が、患者さんとも、透析関連の企業の人達とも同じ立場で、どうすれば安全で生活の質の高い透析ができるかを考え、議論し、実行する会議にしようと考えました。
3年が経ちました。残念ながら、CAPDの施行者数は1.2万人前後で変わりませんでしたが、HHDは130名を超えて少しではありますが増加しました。北海道や東京、中,四国の会員の努力によるものです。
ロゴマ−クに書いた3つの輪(和)、すなわち、患者さん、企業人、そして医療者が手を携えて、「石の上にも3年」の喩えの通り、確固たる2つ目の石を踏まえて、目的達成に向けて新たに踏み出したいと思います。
この考え方に御賛同戴ける方なら何方でも会員として参加して下さい。
そして、ホ−ムペ−ジを是非十分に活用して下さい。
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平成19年 5月 1日
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諸般の事情によって、御挨拶が遅れましたことをお詫び致しますと共に、是非とも目標達成のためのために、お知恵をお貸し下さい。
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