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日本在宅透析支援会議
Japan congress Support of Home Dialysis(JSHD)
設立の趣旨
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皆様ご高承のごとく、わが国の透析者総数は23万名を超えています。
その95%以上の透析者が透析施設に通院するか入院をして透析療法を継続しています。透析のためだけに通院をしなければならない現実にも改革が必要です。国も在宅医療を推進しようとしています。慢性腎不全に対する在宅医療には「連続携行式腹膜透析(CAPD)」と「在宅血液透析(home hemodialysis:HHD)」の2つの治療法があります。
しかし、CAPDを行っている透析者は1万名(4%前後)、HHDにいたっては100名前後です。CAPDもHHDも安全な治療法であり、施設に通う透析よりは社会復帰率が高く、「生活の質」も高いと言われています。
普及しない理由として、在宅透析を支援する施設や医療スタッフが少ないこと、在宅透析を知らない透析者がいること、透析施設が在宅透析は経営的に不利になると誤解していることなどがあります。
そこで、医療者(透析スタッフ)と透析者(患者さんで既に透析を受けている方もこれから受けなければならない方も)に、透析機器や器具さらには透析療法に必要な薬物を製造している透析関連の企業の担当者が、同じ立場で同じ視点で在宅透析を支援する組織を作る必要があると考えました。
今、流行の三位一体で、3年を目処に、在宅透析者を倍にする(CAPD 2万人、HHD 200人)にはどうすればよいかを考え、議論して実行する組織です。
賛成をして下さる、多くの方々の参加をお待ちしています。
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