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「第1回日本在宅透析支援会議」総会を終えて
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春は名のみの季節とはいえ、木々の枝々の小さな蕾、そそぐ陽の光に春の息吹が感じられます。
「第1回 日本在宅透析支援会議」に参加して下さった皆様に、先ずは心から感謝申し上げます。
以下が「日本在宅透析支援会議」を設立しようと考えた動機です。
- CAPD療法の育ての親である、カナダのトロント西部病院におられるD.J.Oreopoulos先生から、日本では何故CAPDの普及率が低いのかとの質問をうけ、わが国の医療経済、家庭の事情、スタッフ教育などのマイナス要因を説明しました。先生から、カナダでも保険点数は低いが管理の仕方で何とかなる。この治療法をよいと信じるのであれば、もっと普及に力を入れるべきではないかとお叱りを受け、やれることをやってみようと思いました。
- 1980年5月に福岡で開催された第25回人工透析研究会で、Oreopoulos先生がCAPDの実地指導をされました。日本にCAPDが上陸した日です。それから4年でCAPDは健保適応を受けて在宅透析の地位を得ました。福岡の研究会で事務局長をされた藤見惺先生に顧問を、当時CAPDの健保適応に東奔西走された前川正信先生に会長を無理にお願いしてOreopoulos先生のお叱りに対する答えを探そうと思いました。
- 名古屋を中心として続けられていた在宅血液透析には大阪の透析者が多く参加されています。大阪腎臓病協議会の会員からの要望もあります。
「やりたい」、「受けたい」と希望される在宅血液透析を支援する組織が必要であると思いました。
- 透析者は23万にを超えています。掛かる医療費も1兆円を超えていると思われます。今までのように施設透析で満足のいく透析が続けられるとは思えません。自分のことは自分でやる日が来ることに備えて、在宅透析のノウハウを構築しておこうと思いました。
- どのように企画し、どのように行動すれば、在宅透析を支援できるのか皆目わかりません。「日本」と付けたのは明日にでもここに「大阪」、「九州」、「東京」、「東北」あるいは「北海道」と付けて、たとえば「近畿在宅透析支援会議」が立ち上がることを夢みてのことです。
第1回が終わって、良くても悪くても会の運営を反省して、平成17年2月19〜20日の「第2回日本在宅透析支援会議」の開催に向けて準備に入ろうと思っています。
御批判、御示唆を是非お願い致します。
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日本在宅透析支援会議 プログラム事務局
今田 聰雄
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