日本在宅透析支援会議
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プログラム事務局から

寒いです.夜更けて帰る際に,車のフロントガラスが汚れていたので,ウォッシャ−液を出してワイパ−を動かそうとしました.フロントガラス真っ白になって何も見えなくなりました.出来た氷を溶かすために相当の時間が必要でした.
まだまだ冬です.歩き始めても,ミヨちゃんはオンモには出られないと思います.それでも2月です.

 先ずは「第3回 日本在宅透析支援会議」に参加して下さった皆様方に,心から感謝申し上げます.

  1. 本会議もようやくよちよち歩きから,確実な歩行へと足取りを変えるときになりました.今回の第3回は慶應義塾大学病院の稲本 元先生が大会長を引き受けて下さいました。早くから斬新なアイデアでいろいろな企画を立てて戴き,このような内容にまとまりました.在宅透析の2本柱であるCAPDとHHDを同時並行で進行させることになりましたが,CAPDの目玉は,除水困難に対する対策の検討だと思います.一方,HHDの方は「在宅血液透析事始め」です。90分間席について、聴いて戴けたらHHDが自然に理解できるという,透析の匠である,稲本先生ならではの企画です.その他も一般演題から教育講演,ワ−クショップ,2つのランチョンセミナ−も聞き応え、討議のしごたえのある内容です.さらに特別講演は小説「小児病棟」の著者であり,連続テレビドラマ「いのちの現場から」の作者である江川 晴先生に「病気と健やかな心」についてのお話をして戴きます.

  2. 「聖域なき改革」はとうとう医療現場にまでも踏み込んできました.在宅透析の普及を妨げている要因の一つに保険点数が低いことが挙げられていますが,この4月からの診療報酬の改定は,それどころではなさそうです.透析医療全体の息の根を止めかねない改訂になるのではと危惧されています.詳しいことは解りませんが,介護保険にも厳しいとなると,在宅医療全体に影響があります.わが国では,多くの先達が40年の苦労の末に「世界一」といわれるまでの透析医療を築きあげてこられました.透析医療に携わるわれわれは,今,その歴史を踏まえて築かれた,良質の透析医療を継続させなければなりません.そのために最も必要なことは,患者さん,医療スタッフ,そして医療を支える人々の一体感だと思います.まさにこの「日本在宅透析支援会議」の理念がこの国の透析医療を支えるときだと思います.「石の上にも三年」のたとえの如く,今後の一年で,理念を確固たるものとして,目標を達成しなければならないと思います.

    プログラム及び抄録をご覧の通りの,参加されて良かったと思われる内容ばかりであると,幹事一同自負しております.是非万障お繰り合わせの上,参加して戴きたく思います.

日本在宅透析支援会議 プログラム事務局


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